
第二種電気工事士の学科試験を勉強していて、
「工具や材料の名前が覚えられない」
「似たような器具が多くて混乱する」
「写真を見ても何に使うものなのか分からない」
と悩んでいませんか?
特に電気工事未経験者にとって、工具・材料・測定器などを写真や図から判断する鑑別問題は、最初は難しく感じると思います。
しかし、鑑別問題は勉強した分だけ得点源にしやすい分野です。
私自身、第二種電気工事士の勉強では、ただ名称を丸暗記するのではなく、
「用途」「特徴」「自分なりのイメージ」
をセットにして覚えていました。
例えば、MIケーブルなら、
MI → ミッション:インポッシブル → 過酷なミッション → 過酷な環境
というイメージです。
少し強引ですが、試験本番で思い出せれば十分です。
この記事では、私が実際に使っていた覚え方も交えながら、第二種電気工事士の鑑別問題を効率よく覚えるコツを解説します。
第二種電気工事士の鑑別問題とは?
鑑別問題では、電気工事で使用する器具や材料、工具、測定器などについて問われます。
例えば、
- 電線・ケーブル
- 配線器具
- 電線管
- ボックス類
- 接続材料
- 工具
- 測定器・計器類
などです。
電気工事経験者なら、
「これ、現場で使っているやつだ」
とすぐ分かるものもあります。
しかし、未経験者の場合は見たことのない材料や工具が次々と出てくるため、最初はすべて同じように見えてしまうかもしれません。
それでも大丈夫です。
繰り返し過去問を解き、特徴を覚えていけば少しずつ見分けられるようになります。
鑑別問題は「名称+用途+特徴」で覚える
私がおすすめする基本的な覚え方は、
名称+用途+特徴
の3つをセットにする方法です。
名称だけを丸暗記するのではなく、
これは何?
↓
何に使う?
↓
どんな特徴がある?
という順番で考えます。
例えば、写真を見て名称を答えられたとしても、そこで終わりにしません。
「これは何のために使う材料なんだろう?」
というところまで確認します。
用途まで理解しておけば、問題の聞かれ方が変わっても対応しやすくなります。
鑑別問題の覚え方① 自分なりの語呂合わせを作る
ここからは、私が実際にやっていた方法も紹介します。
資格試験の暗記では、教科書に書かれている文章をそのまま覚える必要はありません。
自分が思い出せる覚え方を作ることが重要です。
私が今でも覚えているのが「MIケーブル」です。
【実体験】MIケーブルは「ミッション:インポッシブル」
私はMIケーブルの特徴を覚えるとき、
MIケーブル
↓
MI
↓
ミッション:インポッシブル
↓
過酷なミッション
↓
過酷な環境で使用
というイメージで覚えていました。
「MIだからミッション:インポッシブル」
かなり強引ですよね。
でも、それでいいんです。
試験本番でMIケーブルを見たとき、
「MI……ミッション:インポッシブル……過酷な環境!」
と思い出せれば、答えにたどり着くヒントになります。
暗記が苦手な人ほど、参考書の文章をそのまま覚えるのではなく、自分の知っている言葉やイメージと結びつける方法を試してみてください。
鑑別問題の覚え方② 写真を見てすぐ答える練習をする
鑑別問題では、写真や図を見たときに、
「これは○○」
とすぐ答えられる状態を目指します。
最初は時間がかかって構いません。
慣れてきたら、
写真を見る
↓
名称を答える
↓
用途を答える
↓
特徴を答える
という流れで練習します。
ポイントは、参考書を「読む勉強」から、自分で答える勉強に変えることです。
答えを隠して、自分の頭から情報を引き出す練習を繰り返しましょう。
鑑別問題の覚え方③ 似ているものは比較して覚える
鑑別問題では、見た目や名称が似ている器具・材料が出てきます。
このようなものを一つずつ別々に覚えようとすると混乱しやすくなります。
そこで、
「AとBは何が違う?」
という形で比較して覚えます。
比較するときは、
- 用途
- 使用場所
- 材質
- 形状
- 適用する電線
- 施工方法
などに注目します。
違いが分かれば、単純に写真だけを丸暗記するよりも判断しやすくなります。
自分が何度も間違えるものについては、ノートに左右に並べて比較するのもおすすめです。
鑑別問題の覚え方④ 工具は「何をする道具か」で覚える
工具についても、名称だけを覚えるのはおすすめしません。
「この工具を使って何をするのか?」
までセットにします。
例えば電気工事には、
- 電線を切断する
- 被覆を剥く
- 圧着する
- ネジを締める
- 穴を開ける
- 電気的な測定をする
など、さまざまな作業があります。
工具の写真を見たときに、
名称 → 作業内容
まで頭に浮かぶようにしておくと覚えやすくなります。
これは後の技能試験対策にもつながります。
鑑別問題の覚え方⑤ 計器類は「表示されている単位」を見る
これも私が実際に意識していた方法です。
計器類の問題で、
「見た目だけでは何の計器か分からない」
という場合があります。
そんなときは、表示板に書かれている単位に注目します。
【実体験】私は計器の「単位」を見ていました
私は計器類を覚えるとき、形だけではなく、
「表示板に何の単位が書いてあるか?」
を見るようにしていました。
何を測定する計器なのかを判断するヒントになるからです。
そのため、
計器の名称
+
何を測るか
+
その単位
をセットにして覚えるのがおすすめです。
写真全体をなんとなく暗記するのではなく、問題の中にある判断材料を探すことも試験では重要です。
鑑別問題の覚え方⑥ 間違えたものだけ重点的に復習する
過去問を何度か解いていると、
「これは毎回分かる」
という問題と、
「これ、前も間違えた……」
という問題に分かれてきます。
ここから勉強を効率化します。
例えば、
○:すぐ分かった
△:迷ったけれど正解した
×:分からなかった・間違えた
の3段階に分けます。
次の復習では、△と×を優先します。
すでに完璧に覚えている問題に同じ時間を使うよりも、自分の弱点に勉強時間を集中させる方が効率的です。
特に「正解したけど迷った問題」を○にしないことがポイントです。
偶然正解した問題は、次に出たら間違える可能性があります。
鑑別問題の覚え方⑦ スキマ時間で何度も見る
鑑別問題は、まとまった勉強時間がなくても進められます。
例えば、
- 通勤時間
- 昼休み
- 休憩時間
- 待ち時間
- 寝る前の10分
などです。
一度に100個覚えようとする必要はありません。
例えば、
「今日は20問だけ」
でもOKです。
大切なのは、一度見て終わりにしないこと。
今日 → 翌日 → 数日後 → 1週間後
というように繰り返し確認します。
短時間でも、毎日触れる方が覚えやすくなります。
【実体験】私が考える第二種電気工事士合格のコツ
ここは、私が第二種電気工事士を勉強する人に特に伝えたいところです。
私は、
「すべての問題を完璧に解ける必要はない」
と考えています。
特に計算問題が苦手な人は、
「計算が全然できない……」
「こんなので合格できるのかな?」
と不安になるかもしれません。
しかし、そこで計算問題ばかりに時間を使ってしまうのはおすすめしません。
私が考える合格のコツは、
鑑別問題や配線図問題など、覚えることで得点につなげやすい分野を徹底的に固めること。
まず自分の得点源を作ります。
そのうえで、計算問題については基本問題など、自分が取れる問題を増やしていきます。
つまり、
鑑別・配線分野を得点源にする
↓
計算問題は取れる問題を取る
↓
合格点を狙う
という戦い方です。
資格試験の目的は、満点を取ることではありません。
合格することです。
計算問題が苦手だからといって、そこで諦める必要はありません。
「苦手なところを全部完璧にする」だけではなく、
「得意な分野で確実に点を取る」
という考え方も持っておきましょう。
鑑別問題でやってはいけない勉強方法
名前だけを丸暗記する
名称だけではなく、用途や特徴まで確認します。
名称+用途+特徴
を基本にしましょう。
参考書を眺めるだけ
「見たら分かる」と「自分で答えられる」は違います。
答えを隠して、自分で名称を言えるか確認しましょう。
1回覚えて終わりにする
今日覚えていても、数日後には忘れてしまうことがあります。
何度も復習することが重要です。
苦手なものを放置する
毎回同じ材料や工具を間違えるなら、そこが自分の弱点です。
間違えた問題だけをまとめて復習しましょう。
計算問題だけで時間を使い切る
計算問題が苦手だからといって、そこだけに勉強時間を使う必要はありません。
鑑別・配線図・法令なども含め、試験全体で得点することを考えましょう。
私ならこうする!鑑別問題の勉強ルーティン
これから鑑別問題を勉強するなら、私は次の方法をおすすめします。
STEP1:過去問を20問程度解く
↓
STEP2:○・△・×に分ける
↓
STEP3:△・×の名称、用途、特徴を確認する
↓
STEP4:覚えにくいものは自分なりの語呂合わせを作る
↓
STEP5:翌日に△・×だけ解き直す
↓
STEP6:数日後にもう一度確認する
↓
STEP7:1週間後に再挑戦する
この繰り返しです。
目指したいのは、
「答えを見たら分かる」
ではありません。
写真や図を見た瞬間に、
「これは○○。○○に使うもの」
と答えられる状態です。
鑑別問題の知識は技能試験にもつながる
鑑別問題の勉強は、学科試験に合格したらすべて無駄になるわけではありません。
第二種電気工事士の技能試験では、実際に工具や材料を使用します。
学科試験のときには写真でしか見たことがなかったものを、実際に手に取ることになります。
すると、
「これ、学科試験で覚えたやつだ!」
と知識と実物がつながります。
さらに実際の電気工事の仕事でも、資格勉強で覚えた工具や材料を見る機会があります。
だからこそ鑑別問題では、
「試験ではどれが正解か」
だけではなく、
「現場では何に使うものなのか」
まで意識して覚えてみてください。
まとめ|鑑別問題を得点源にしよう
第二種電気工事士の鑑別問題は、最初は工具や材料の種類が多く、難しく感じるかもしれません。
しかし、覚え方を工夫すれば得点源にできます。
私がおすすめするポイントは、
- 名称+用途+特徴で覚える
- 自分なりの語呂合わせを作る
- 写真を見て自分で答える
- 似たものは比較する
- 工具は作業内容とセットにする
- 計器類は表示されている単位にも注目する
- 間違えた問題を重点的に復習する
- スキマ時間を使って繰り返す
ことです。
私自身、MIケーブルを、
「MI → ミッション:インポッシブル → 過酷な環境」
という自分なりのイメージで覚えていました。
少しくらい強引でも、自分が覚えられるなら立派な勉強法です。
そして、計算問題が苦手だからといって諦める必要もありません。
鑑別や配線図など、自分が確実に取れる分野を得点源にする。
そのうえで計算問題も、取れる問題を一つずつ増やしていく。
満点ではなく、まずは合格するための勉強をしていきましょう。



